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葬儀の表書き ご霊前?ご仏前?

2025.01.26 スタッフブログ

お葬式の香典の表書きですが、「ご霊前」と言ったらよいのか、「ご仏前」と言ったらよいのか。改めて考えるとはっきりわからない方が多いのではないでしょうか。今回は葬儀の豆知識として熨斗袋の表書きについてお話し致します。「ご霊前」と書くのは、文字通り故人が「霊」の状態になっているとして考えられている間にお供えする場合です。それに対して「ご仏前」は、「仏」様に対してということになります。では、霊から仏になる瞬間はいつなのでしょうか・・・?それは諸説色々あるものの、一般的に49日の忌明けをもって仏様に変わると考えられています。一般的に納骨も49日に行われますので、納骨の法要をきっかけにご仏前と呼ぶこともできます。しかし、これらの考え方はあくまでも一般的な考え方で、地域の風習により異なる場合もありますし、また宗派により考え方も異なります・・。また神葬祭の場合は御玉串料、御榊料といった文言になります。ただし、特に宗派が不明な場合は「ご霊前」がよろしいかと思います。