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ご遺体の安置について②

2025.05.12 スタッフブログ

日本の法律では、原則として死亡後24時間以内に火葬することができません。通夜や葬儀を行わなくても、ご臨終から最低でも1日はご遺体の安置が必要になります。また、病院でお亡くなりになった場合、病院内の霊安室を利用できるのは基本的に数時間程度です。そのため、お身内が亡くなった際には、できるだけ早くご遺体の安置場所を決めなければなりません。安置場所にご遺体を保管する期間は、一般的に2~3日が目安となります。ただし、葬儀の日程によっては、保管期間がそれよりも長くなる可能性もあるでしょう。仏式の葬儀では、故人が亡くなった翌日に通夜、翌々日に葬儀・告別式を執り行うのが一般的です。しかし、火葬場の混雑状況や親族の都合、お寺様のスケジュールなどによって、葬儀日程が遅れるケースはよくあります。葬儀や火葬の日程が遅くなれば、ご遺体の保管期間も長くなります。次回はご臨終からご遺体を安置する流れを紹介致します。