葬儀社の仕事について
2025.10.28
スタッフブログ
今回は私が葬儀業界で約15年携わってきた、葬儀社の仕事について話したいと思います。最近みらい葬祭に新しい職員が入社をしてくれて、とても頑張ってくれています。葬儀の仕事は人の最期を送り出すお手伝いをさせていただく、とてもやりがいのある仕事です。送り出し方も十人十色で本当に難しく、同じ家族で葬儀を行ったとしても、皆さん思いが微妙に違うこともあります。もっと言うと、あるご家族には良かったと言ってもらえたことを、別のご家族に行ってもご遺族が求めている部分が違う場合があるのです。この仕事はとても難しく、やりがいのある仕事だと思っています。最近は私は葬儀担当をする機会がめっきり減りましたが、毎回葬儀が終わった日は夜寝る前に必ず毎回『こんなこともできたのではないか?』『もっとこうすればよかった』といったことが毎回頭を巡ります。私が担当したご葬儀で100点満点を付けれる葬儀は一度もありません。ですので毎回、ご遺族様がどのような想いでいて、何を望んでいて、それが『具現化できることなのか?』『できないのか?』などと日々考えながらお話しをしています。私は普段あまり感情を表に出さない性格ですが、お客様に対しては常に全神経を集中して真剣勝負で葬儀担当につかせて頂いています。葬儀の前は食事をとれないくらい神経を集中しているので、1件のご葬儀の担当が終わると、どっと疲れがでます。体力も必要な仕事で、また壁にもぶつかり、何回も辞めようとも思いました。ただ、人の最期のお手伝いをして『ありがとう』と言ってもらい、人と人のつながりのお手伝いができる、すばらしい仕事だと今は思っています。
